「なぁ、アンタ」 「…なに」 「ウチ、来るか?」 「…え?」 「ウチ泊まれ」 「…でも」 「今日もう遅ぇだろ。すぐそこウチ。話なら聞いてやらなくもねぇよ」 「話…?」 「話したそうに見えた。実際、そうだろ」 「ううん、別に」 「は?オマエ、素直なんじゃねーのかよ…」 タバコの煙が、月明かりに消える。 私は今日、ミカ君の元から離れた。