オマエが堪らなく愛しいよ。

「アンタ、なんでここにいんの?夜遊び?」



「…迷った」


「は?迷子?いくつだよ」


「1…6…」



「やっぱJKじゃねぇか、ウソつくな」


「ウソじゃない」




「何、さては学校行ってねぇな?」


「うん」



「不登校かよ。不良だな、オマエ」


「不良じゃない」


「俺の言葉に全部をノーで返すな」





だって、ほんとにそうなんだもん。




…て、私は初対面のおじさんに、何をムキになってるんだろう。



信じてくれないなんて、このおじさんに限ったことじゃない。





相手のこと何も知らないんだから、仕方ない。