オマエが堪らなく愛しいよ。

いまだ、てんちょがなぜ我慢してるのかはわからなかったけど。



私に常にドキドキムラムラしてることはわかったから、それは少し嬉しくて。



てんちょの布団に戻って、鼓動を感じ眠った。





翌日のテストは、手応え60パーセントで終了。


後日出た結果は、見事に赤点はなしだった。



狼の手を握り感謝の意を伝えると、照れた狼はウランちゃんにからかわれていた。



帰宅して、てんちょに見せびらかすテスト。


このてんちょのなでなでが、1番好き。



「お疲れさん。やるじゃん」


「頑張った」



「ん、お利口お利口。んで、しばらくはなんもねーんだろ?」


「うん、ないよ」



「んじゃ、次の3連休、温泉行くぞー」


「…へ?」



「このカバンに荷造りしとけよー」