オマエが堪らなく愛しいよ。

ため息をつかれ、頭の上にポンポンと置かれる大きな手。



「今はダメ」と、そうつぶやいたてんちょは、お店へ戻っていき。



私は、いつならいいの?と心の中でつぶやき、てんちょの背中を見送った。



















それから、てんちょとはまた普通の日々を過ごし、私はというとテストを明日に控えていた。



そして今、最後の追い込みという名の勉強会が、リーブルで行われていた。


メンバーは、いつもと同じ、私とウランちゃんと狼。





そして、てんちょ。



私はいたって真剣に勉強をしているのに、なぜかてんちょが絡んでくる。


机の下の脚が、正直すごくジャマ。