オマエが堪らなく愛しいよ。

だってあれ以上、私の知らないことばっかり話されたら…。




「心に、おっきな穴できた」



私には今、てんちょしかいないのに。



なんだか、孤独に感じた。







ダッシュで倉庫に戻って、扉をバタンと閉めた。



小さな鳴き声のお豆を抱きしめて、寂しさを紛らわせる。





私、知らず知らずのうちに、てんちょのことかなり好きになってる…。


こんな気持ち、もう手に負えない。












てんちょのこと、独り占めしたい、なんて。


こんな独占欲、今まで感じたことなかった。