オマエが堪らなく愛しいよ。

てんちょを追うように倉庫を出てリビングへ行くと、キッチンに立って料理中だった。



作ってるのは、お粥。


私も、風邪引きのミカ君によく作ったっけ…。



「そこ、座ってなさい」


「そばで見てる…」



「くっつき虫かよ。邪魔になるから、あっち」


「むうっ…」



「あとでいくらでもくっつけばいいだろ」



「…てんちょ、小兎のこと好き?」


「え、オマエ覚えてねぇの!?」




覚えてないって言ったら、もう1回聞かせてくれる?



なんて期待したのに、起きてたのはバレバレだから、そんな希望も一瞬で消える。








てんちょからの好きが足りない、とか。


私ばっかり好きみたいなのが、嫌なだけ。