オマエが堪らなく愛しいよ。

私ももう、限界なんだ。


こんな暮らし、限界。



自由に、なりたい。




外はどんな世界なんだろう。


私の知らないこと、きっとたくさんある。



それを知りたい。




こんなこと、思っちゃいけないと思ってた。




「小兎、泣きそうだね」


「えっ…」



「感情、出そうになってる。辛いんだよ、小兎」


「お兄、ちゃん…」


「うん。何、言ってみな。兄ちゃんはいつだって、小兎の味方だ」






「っ…、たしっ、出、たいっ…」


「わかった」




出たい。


ココから。







お兄ちゃんには、今日の夜出ると伝えた。



最後に、ミカ君の顔を見て安心したいから。



もう大丈夫だよって、欲しい言葉はもらえないかもしれない。



正直に気持ちを伝えたら、もう二度とココから出られないかもしれない。