どうやら今日は検診の日らしく、それで律騎も一緒に来てほしかったんだとよ。


最後まで話聞いてやれよなー。







「俺みたいには、ならねぇように」


1人、ポツリとそう呟いた。






アイツともう一度向き合うことにした。



なんか、あの話をなあなあで片付けていいもんじゃねぇと思って。


アイツは、俺と話したくないかもしんねぇけど…。



店が終わる時間に公園に来て欲しいと、置き手紙を残した。





夕方が慌ただしく過ぎていって、店を閉めバイト2人も帰っていった。



俺も店の片付けをして鍵を閉め、公園へ向かった。



まだいないだろうとか思ってたけど、アイツはすでにいて、のんきにブランコを漕いでいた。