オマエが堪らなく愛しいよ。

はあ…私何してるの?



なになに、なんなの!?



心臓発作!?


動悸と息切れが…苦しい…。
















「なんてことが、昨日あったの」


「…」



「今朝も微熱があって、風邪の引き始めってこんなに辛かったかなぁ」



「なんで俺が、そんな話聞かされてんの?」


「話す人、他にいない」


「気の毒だな」




こんなこと、誰にも話せない。



ましてやてんちょ本人になんて、とても話せない…!




それで救いの手を求めたのが、オオカミさんだった。