「今日の夜ごはんハンバーグ!?」


「おかえり采斗。そうだよ~」




それから一週間後。


私はさっそく采斗にハンバーグを作った。




ちゃんと練習したし、何回も味見したし、たぶん美味しいはず…!




「ありがと優里!一瞬で着替えてくる!」


「あはは、急がないでいいよ」




ダッシュで自分の部屋に向かう采斗が可愛い、可愛くて愛おしすぎる。




「采斗、ここだよ」




部屋着に着替えて自分の部屋から出てきた采斗に椅子を引いてあげると、なぜか早足で近づいてきた采斗がギュッと私を抱きしめた。



「采斗!?」


「んー優里が悪い。そんな可愛い新婚さんみたいな顔して…!」


「新婚さん!?」


「優里が可愛い、可愛くて愛おしすぎる!」




采斗が今日も甘すぎる…!