どうしたら人を愛せますか

タクシーに乗って家につく頃には、馨さんは眠ったまま。

一人で馨さんを担ぎ家へと運ぶ

「早速、介護されちゃって
今日くらい起きててくれてもいいのに。」

ゆかりは不満そうに呟きながらも、馨のそばを、離れなかった。


次の日、目覚めるとゆかりは隣にいなかった。
『やっぱり、夢だったのか』

馨は深いため息をついた。


「やっと起きたの馨さん」

馨はビックリして体を、起こした。

『ゆかり。夢じゃないのか?
ホントに夢じゃないのか?』

「馨さん、起きてください。」
ベットに近づくゆかりの手を引っ張り引き寄せる馨

『もう。どこにもいかないでくれ。、ゆかりなしにはダメみたいだ。』

「もう。どこにもいきませんよ。馨さんって、さみしがり屋だったんですか?」

『ゆかりが、責任とれ。俺を淋しがり屋した罰だ』

馨はゆかりを抱き締めキスをした。
「ハグして、キスしたら、好きになるに決まってるじゃない。馨さん」

『ゆかり、黙ってろ。
今日は1日可愛がってやる』

「馨さん、責任とってくださいね。」

『俺がお前「幸せに」してやる』