Galaxy☆Quintet 〜優等生女子がバンドを始めた話〜【連載中】

とうとう私も堪え切れなくなって、思わずクスクスと小さく笑いを漏らしてしまった。
火野も仁もしっかりと口元が緩んでいる。

ひとしきり笑い続けたお陰か、先程の不安は残らずどこかに吹き飛んで行ってしまったようだ。
ただこのままだとスバルがグレてしまう気がしたので、再度星マークを作りしっかりと掛け声からやり直した私達はステージに上がる。


「それでは初のお披露目となる私がボーカルを務めさせていただいた曲、聴いてください!」


メンバー全員の心を一つにして初ライブのステージに立った時の興奮を、私は一生忘れることはないだろう。
無数の星が銀河を構成しているように、私がいることでGalaxy☆Quintetが成り立っているのが心から嬉しくて堪らない。

そんな感動を胸に刻みながら、私は思いを乗せた曲を煌びやかな舞台で奏でたのだ。