Galaxy☆Quintet 〜優等生女子がバンドを始めた話〜【連載中】




ここらじゃ割と大きめに分類されるライブハウスの楽屋で、私は他のグループに同い年くらいの人が見当たらないことを知り、早くも不安を募らせていた。
まだ学生である自分は、周囲のお兄さんやお姉さんの目には場違いな存在として映っているんじゃないだろうか。

昨日のピアノの発表会では比較的私と同年代かそれ以下の年齢層が多かったせいか、尚更良からぬ被害妄想が膨らんでいく。
せっかく呼んでいただけた立場なんだし、本当はもっと堂々としたいのにな。


「大丈夫だって!ほら、もっと明るい顔する!」


そんな私の心細さを表情から察したのか、アンドリューさんが優しくフォローを入れてくれたので、私の気持ちはいくらか楽になる。
やっぱり年上のお兄さんって頼もしい。私もいつかこんな風に誰かを安心させられる大人になりたいな。