確かにセクシーで高校生とは思えない色気があるけれど。いわゆる年上キラーっていう奴なのかな。
大人のお姉さん達からたくさん貢いでもらっているのだろうか。
なんて悠長に予想を立てていたら、ギターを持つ整った顔立ちの少年が控えめに右手を上げた。
「彼女はアンドリューさんとマリエさんの知り合いじゃないんですか?」
「知らないけど」
「アタシも」
お兄さんとお姉さんはあっさりと否定。
仕方がない、真実なのだから。
これで私の不審度は一気に上昇した。
そろそろ自分から事情を話さないと怪しまれる一方だ。
私はお兄さん達に向き直り軽く頭を下げる。
「あ、あの、勝手に入ったりしてすみませんでした!近くを歩いていたら彼らの演奏が聞こえてきまして、とても素晴らしかったのでついお邪魔してしまったんです」
「ふぅん、そうだったの」
私の説明に猫耳帽子のお姉さんが僅かに口角を持ち上げた。
大人のお姉さん達からたくさん貢いでもらっているのだろうか。
なんて悠長に予想を立てていたら、ギターを持つ整った顔立ちの少年が控えめに右手を上げた。
「彼女はアンドリューさんとマリエさんの知り合いじゃないんですか?」
「知らないけど」
「アタシも」
お兄さんとお姉さんはあっさりと否定。
仕方がない、真実なのだから。
これで私の不審度は一気に上昇した。
そろそろ自分から事情を話さないと怪しまれる一方だ。
私はお兄さん達に向き直り軽く頭を下げる。
「あ、あの、勝手に入ったりしてすみませんでした!近くを歩いていたら彼らの演奏が聞こえてきまして、とても素晴らしかったのでついお邪魔してしまったんです」
「ふぅん、そうだったの」
私の説明に猫耳帽子のお姉さんが僅かに口角を持ち上げた。



