お前の隣は俺だけのもの。

メールが届いてから1日が経つ。

今朝も、メールが入っていた。

昨日と内容はほとんど同じ。


タイムリミットまで、あと6日。


……誰かに相談してみようか。

私ひとりじゃ、どうしていいのか分からない。

思い浮かんだのは怜央と潤の顔だった。


今日は休日。

学校で軽々しく話せる内容ではないので、ファミレスとかで相談に乗ってくれたら嬉しい。

そう思って、私は怜央に電話をかけた。


呼び出し音が聞こえる。

呼び出し音は鳴り続けたままだった。


……怜央は寝ているのかな。

潤にもかけてみよう。


再び呼び出し音が流れていると、次は3コール目で繋がった。



「どうした」



おはようの挨拶もなしに用件を言うのか。

まあ、それはそれでいいけれど。