私はやっぱりここにいることができて本当に良かった。

今までたくさんの人に心配をかけてしまった分、より一層剣術に磨きをかけ恩返ししよう。

自分が介錯したことによって亡くなった谷さんのためにも私は前を向いて生きていこう。

そして自分の道を貫いたがために死んでいった山南先生のためにも私は自分の道をもう踏み外すことなく進んでいこう。

そう誓い、今日もまた私は刀を握るのだった。