新政府軍が二股口へ現れたのは能壁を構築し終わった数日後だった。
300という軍勢に対し、新政府軍は700を超える大所帯で攻め込んできたために、俺たちの陣は絶体絶命の危機を感じた。
「俺たちには防壁があるから向こうの方が数が多いとしても勝機は十分にある。
俺たちは絶え間なく攻撃を続けられるように陣を二つに分けて、交代で攻撃ができるようにする。
お前ら、生きて帰るぞ!」
「おぉ!
指揮官に従って必ず生きて帰ろう!!」
「あぁ!
俺たちは死ぬために戦うのではない。
土方さんとともに生きるために戦う!」
俺の陣にいる奴は半分ほどが最初の行軍の時からいる仲間たちだったため、俺が無駄陣しないでほしいという気持ちをもって戦っているということを知っていた。
俺も今はここで仲間から犠牲を出さないため、指揮を執ると心の中で誓った。
300という軍勢に対し、新政府軍は700を超える大所帯で攻め込んできたために、俺たちの陣は絶体絶命の危機を感じた。
「俺たちには防壁があるから向こうの方が数が多いとしても勝機は十分にある。
俺たちは絶え間なく攻撃を続けられるように陣を二つに分けて、交代で攻撃ができるようにする。
お前ら、生きて帰るぞ!」
「おぉ!
指揮官に従って必ず生きて帰ろう!!」
「あぁ!
俺たちは死ぬために戦うのではない。
土方さんとともに生きるために戦う!」
俺の陣にいる奴は半分ほどが最初の行軍の時からいる仲間たちだったため、俺が無駄陣しないでほしいという気持ちをもって戦っているということを知っていた。
俺も今はここで仲間から犠牲を出さないため、指揮を執ると心の中で誓った。


