高校物語 ー秋ー

さっきから、自分から話しかけるのにどこか上の空でいる如月に私は異変を感じていた。もしや、渡辺さんの告白、成功?今までたくさん断ってきてる彼にとって、断るくらいで変化はしない。自分の手助けした告白が成功した模様で、嬉しい。


「うん、新井さん、確認しました」


一人ずついることを確認する。これ、高校でもやるのって不思議に思ったけどうちの学校はそういうところだ。


「京子ちゃん、如月くんに断られちゃった」


「え?」


バスに乗り込む際に告げられた事実。私は予想と正反対の結末に驚いた。


「あとで、詳しいことはメールするね」


修学旅行一緒に回るなら、離れ離れにならないように、なっても連絡できるように、LIN○を交換した。


「分かった」


動揺は表に出さないようする。他の人に不審がられてしまう。


[なんか、告白はしたの。京子ちゃんに抜けてもら   ったあとすぐに]


LIN○がきた。