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D組に入るとすでに4人は登校していた。
この4人が早い時間に教室にいるなんて珍しいことだ。
心なしか教室内の雰囲気は暗く、どこかうんざりしているようにも感じられた。
あたしと夢はなんでもないように自分たちの席に座った。
鞄から教科書やノートを机の中に入れていく。
「陸、その手早く治らないの?」
「もうちょっと時間かかるってよ」
「もう、本当にドジなんだから」
美紀の呆れた声が聞こえてくる。
陸の指はもしかしたら骨折くらいしているのかもしれない。
その間ずっと不便な思いをするのだと思うと、面白かった。
4人が他愛のない会話を大きな声でしているのが聞こえてくる。
その時だった。
不意に悲鳴が聞こえてきて全員の視線がそちらへ集中した。
確認してみると、靖が悲鳴を上げながら教室中を逃げ回っているのだ。
あたしはギョッとして目を見開いた。
そして夢へ視線を向ける。
夢も驚いた表情を浮かべていたが、それはすぐに笑顔に変わった。
靖を見ておかしそうに声を上げて笑っている。
D組に入るとすでに4人は登校していた。
この4人が早い時間に教室にいるなんて珍しいことだ。
心なしか教室内の雰囲気は暗く、どこかうんざりしているようにも感じられた。
あたしと夢はなんでもないように自分たちの席に座った。
鞄から教科書やノートを机の中に入れていく。
「陸、その手早く治らないの?」
「もうちょっと時間かかるってよ」
「もう、本当にドジなんだから」
美紀の呆れた声が聞こえてくる。
陸の指はもしかしたら骨折くらいしているのかもしれない。
その間ずっと不便な思いをするのだと思うと、面白かった。
4人が他愛のない会話を大きな声でしているのが聞こえてくる。
その時だった。
不意に悲鳴が聞こえてきて全員の視線がそちらへ集中した。
確認してみると、靖が悲鳴を上げながら教室中を逃げ回っているのだ。
あたしはギョッとして目を見開いた。
そして夢へ視線を向ける。
夢も驚いた表情を浮かべていたが、それはすぐに笑顔に変わった。
靖を見ておかしそうに声を上げて笑っている。



