恐怖ダウンロード

☆☆☆

校舎裏はジメジメとしていて薄暗い空間だった。


壁に隠れるようにして確認してみると、そこには美紀と陸、そして靖の姿があっ
た。


愛子がいないと思ったが、枯れた花が放置されている花壇にその姿はあった。


突き飛ばされたか殴られたかしたのだろう、愛子は花壇に倒れ込んでいて制服は泥だらけになっていた。


『2年生になったからってスカート丈短くしてんじゃねぇよ!』


美紀が愛子の足を踏みつけて怒鳴る。


『ご、ごめんなさい!』


愛子は泥だらけになりながら必死で謝っている。


『愛子のスカートって短かったっけ?』


小声で夢が聞いてきたのであたしは左右に首を振った。


別に短いとは感じなかった。


きっと美紀は適当な言いがかりを付けているだけなのだ。