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重たい雰囲気のままD組の教室へ入ると、美紀が大股で教室に入ってきた。
大きなマスクを付けて、手や足に包帯を巻いた状態でだ。
あまりに悲惨な有様にあたしは息を飲んだ。
夢は楽しそうに笑い声を上げている。
美紀はクラスメートたちからの注目を集めながら、真っすぐにあたしと夢の前にやってきた。
「なによ」
夢が腕組みをして美紀を睨みつける。
「あんたたちでしょ」
それは唐突な言葉だった。
あたしは一瞬、美紀から視線をそらせてしまう。
しかし夢はそさなかった。
真っすぐに美紀を睨み返している。
「なんのこと?」
「とぼけないでよ! なんであたしたち4人にばかり変なことが起こってるのか、薄情しろ!」
美紀が怪我をした両手で夢に掴みかかる。
夢は美紀の手を簡単に払いのけた。
怪我をしている分、美紀の動きは鈍いし力も弱くなっているからだ。
重たい雰囲気のままD組の教室へ入ると、美紀が大股で教室に入ってきた。
大きなマスクを付けて、手や足に包帯を巻いた状態でだ。
あまりに悲惨な有様にあたしは息を飲んだ。
夢は楽しそうに笑い声を上げている。
美紀はクラスメートたちからの注目を集めながら、真っすぐにあたしと夢の前にやってきた。
「なによ」
夢が腕組みをして美紀を睨みつける。
「あんたたちでしょ」
それは唐突な言葉だった。
あたしは一瞬、美紀から視線をそらせてしまう。
しかし夢はそさなかった。
真っすぐに美紀を睨み返している。
「なんのこと?」
「とぼけないでよ! なんであたしたち4人にばかり変なことが起こってるのか、薄情しろ!」
美紀が怪我をした両手で夢に掴みかかる。
夢は美紀の手を簡単に払いのけた。
怪我をしている分、美紀の動きは鈍いし力も弱くなっているからだ。



