恐怖ダウンロード

夢の言葉にあたしは「どういうこと?」と、首をかしげた。


「ほら、自分で記入してた時には必ず学校内でって言葉を付けてたでしょう? それがいまでも反映されてるのかもよ?」


「アプリが学習したってこと?」


「そういうこと」


それならあり得るかも知れない。


これだけの恐怖を与えることができるアプリなのだ。


どんなことでもできてしまいそうだ。


「あの4人はアプリの言いなりってことだよね」


あたしの言葉に夢は頷く。


それはつまり、あたしたちのいいなりということでもある。


今日は4人ともすごく大人しいし、この調子が続くなら別に恐怖を与える必要もない。


「一旦アプリを止めてみようか」


「え、どうして?」