恐怖ダウンロード

☆☆☆

「すごいことになったね」


あたしは呟く。


D組の教室では靖と陸と美紀の話題でもちきりだった。


美紀が階段を落ちたのはつい数分前のことだけど、すでに話題になっている。


幸いにも美紀の怪我は軽く、保健室で休んでいるだけだった。


「ここまで次々に起これば、もう授業どころじゃないよね」


夢は楽しげに笑って言った。


教室の後ろへ視線を向けてみると、愛子が1人で青ざめて席に座っていた。


自分以外の3人が被害にあっているのだから、怖くなって当然だった。