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陸が救急車で搬送された後、美紀は憔悴しきって椅子に坐り込んでいた。
午前中に2度も生徒が緊急搬送されたことで、学校内は騒然としている。
騒ぎの中で気分を悪くした数人のクラスメートたちは、すでに早退していた。
先生たちも大騒ぎで、D組だけ午前中の残りの授業は自習という形になってしまった。
普段なら自習となると喜ぶクラスメートたちも、今日は大人しい。
みんな静かに出されたプリントに向かっている。
手鏡を取り出して美紀と愛子の様子を確認すると、2人ともプリントには手を付けず、ずっとうつむいていた。
さすがに落ち込んでいるみたいだ。
そのまま昼休憩が来て、美紀がフラフラと教室を出ていった。
「ついて行ってみる?」
その様子を見ていた夢が言う。
確か、次は美紀の番だったはずだ。
教室を出ている間になにかが起こるかもしれない。
あたしは頷き、席を立ったのだった。
陸が救急車で搬送された後、美紀は憔悴しきって椅子に坐り込んでいた。
午前中に2度も生徒が緊急搬送されたことで、学校内は騒然としている。
騒ぎの中で気分を悪くした数人のクラスメートたちは、すでに早退していた。
先生たちも大騒ぎで、D組だけ午前中の残りの授業は自習という形になってしまった。
普段なら自習となると喜ぶクラスメートたちも、今日は大人しい。
みんな静かに出されたプリントに向かっている。
手鏡を取り出して美紀と愛子の様子を確認すると、2人ともプリントには手を付けず、ずっとうつむいていた。
さすがに落ち込んでいるみたいだ。
そのまま昼休憩が来て、美紀がフラフラと教室を出ていった。
「ついて行ってみる?」
その様子を見ていた夢が言う。
確か、次は美紀の番だったはずだ。
教室を出ている間になにかが起こるかもしれない。
あたしは頷き、席を立ったのだった。



