今この学校内にいる新はあたしたちが知っている新ではない。
なにをするかわからない人物なのだ。
和樹は鍵を投げ出してその場に座り込んでしまった。
頭を抱えて苦しげなうめき声を漏らす。
昇降口の鍵があれば脱出できるはずが、そうはならなかった。
その落胆は激しかった。
「和樹……」
あたしは和樹の肩に手を置いた。
なんと声をかけていいかわからない。
ただ、新がやってきたときのことを考えるとここにはいない方がよかった。
どこにも逃げ道がないのだから。
「和樹、一旦職員室へ戻って鍵を探してこよう」
調理室と木工教室の鍵だ。
開くかどうかわからないけれど、今のあたしたちにできることはそれくらいだった。
それに、幹生のことも気になった。
「あぁ……わかった」
和樹は重たい体をどうにか持ち上げて、歩きだしたのだった。
なにをするかわからない人物なのだ。
和樹は鍵を投げ出してその場に座り込んでしまった。
頭を抱えて苦しげなうめき声を漏らす。
昇降口の鍵があれば脱出できるはずが、そうはならなかった。
その落胆は激しかった。
「和樹……」
あたしは和樹の肩に手を置いた。
なんと声をかけていいかわからない。
ただ、新がやってきたときのことを考えるとここにはいない方がよかった。
どこにも逃げ道がないのだから。
「和樹、一旦職員室へ戻って鍵を探してこよう」
調理室と木工教室の鍵だ。
開くかどうかわからないけれど、今のあたしたちにできることはそれくらいだった。
それに、幹生のことも気になった。
「あぁ……わかった」
和樹は重たい体をどうにか持ち上げて、歩きだしたのだった。



