「…そのまさか、だよ。私を麗龍に入れて。」
「…それだけはできない。」
「言うと思ったよ。今だから言えるけど、涼介が先に陽影に入った時ずるいなって思ったよ。
私はずっと機会を伺ってるのに…って。
私、お兄ちゃんが殺られてから、ずっとボクシングを習ってきたの。
ボクシングをそんなことにつかっちゃいけないなんてことは分かってるよ。
でも強くなるしか無かったの…」
「…美来の気持ちはよく分かる。
私のお母さんも青竜に殺られた。
殺された。
だから青竜を許せない気持ちは痛いほど分かる。
でも、認められない。」
「…なんで、涼介はいいのに、私はダメなの?」やっぱりそう言われると思っていた。
「…それだけはできない。」
「言うと思ったよ。今だから言えるけど、涼介が先に陽影に入った時ずるいなって思ったよ。
私はずっと機会を伺ってるのに…って。
私、お兄ちゃんが殺られてから、ずっとボクシングを習ってきたの。
ボクシングをそんなことにつかっちゃいけないなんてことは分かってるよ。
でも強くなるしか無かったの…」
「…美来の気持ちはよく分かる。
私のお母さんも青竜に殺られた。
殺された。
だから青竜を許せない気持ちは痛いほど分かる。
でも、認められない。」
「…なんで、涼介はいいのに、私はダメなの?」やっぱりそう言われると思っていた。



