私たち麗龍の幹部達はそれぞれ違う学校に通っている。特に意味はない。

私と零夜、涼介が椿坂高校。
真翔と広翔と修也が東第一高校。
愛佳と健二、守が湊高校。

それぞれ違った高校に通っているんだ。
もちろん族の皆もだ。


いつも通り学校に行った私は、その日予想外の事態に直面した。

【総長、緊急事態です、氷神が抗争を仕掛けてきました。今こちらに向かってます。】

1時間目の最中、私の元にはこんなメッセージが届いたのだ。