あいつは覚えていないかも知れないな・・ この廊下で 俺が外を眺めてたある日 誰かが俺の背中にそっと触れた。 振り向いたその時の笑顔は 天使のような 笑顔・・・ 「新垣先生・・どうしたの?寂しい目してる・・」 お前のその声が俺を救ってくれたのかもしれない。 今思えば・・ 初めて話したあのときに・・ すでに恋していたのかもしれない。 いつの間にか・・ お前が 俺を見つけて走ってくる姿を とても 愛しく思ってた。 お前が俺に見せる笑顔が 俺の 癒しで 俺の居場所で 俺の心の支えだった。