そのまま、薄れていきそうな記憶の中で、


先生は私を・・後部座席へ運んだ。



シートを倒せば、そこはとても広かった。



先生のエッチな吐息と、唇で私はトロけちゃいそうだった。



ゆっくりと先生は何度も

チュってしてくれて


「いい?」


って聞いたんだ。


私は、月明かりでかすかに見える先生に、


「うん・・・嬉しい・・」


と、言った。




先生にあっという間に裸にされちゃった私は、

先生の手や

唇で


幸せに包まれた。



「スモーク・・貼ってて・・良かっただろ?この車・・」


先生は、どうしてそんな普通に話せるんだろう・・

私は、意識失いそうなドキドキで

声にならない声しか出ない。



「せ・・んせい・・・大好き・・」



「俺も・・・だいすき・・」




私達は


波の音を聞きながら、

FMから流れるジャズを聴きながら、


愛を伝え合う。



そして・・・



私は



先生と・・


大好きな先生と、




ひとつに


なった。