直と付き合いだしてから、このままでいいのかと言う想いがずっとあった。
新学期が始まり、新垣の家の周りには、生徒がちらほらいたそうだ。
その中に、直のグループの女の子もいた。
ほぼ、毎日家の周りをうろつく彼女の存在を
直に話すかどうか
ずっと悩んでいた。
このままでは、いつか生徒に直との交際がバレると
新垣は・・確信した。
他校の生徒は、ネットに新垣のことを書いた。
新垣は、こんなに愛した人はいないと言った。
だからこそ、どうしてもこの愛を失いたくなかった。
悩んでも悩んでも
答えなんてでるはずがなかった。