※~※゜※Oṃ vajraratna,~**゜”~
発光するヤオの詠唱に 呼応して
↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
ウガガガ魔力咆哮するガカカガガガガガガガ自分の耳にガンガン
『ガラーーーンガラーーーンガラ

**.***.キーンン
爆発する明星の轟音ウゴカッハッゴゴゴゴゴゴゴゴ弾丸連続貫くグガカ
゛Oṃ trāḥ svāhā※*~”
↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
藩島のエネルギー注入する中で
バカなわたしは!
「ヤオ。わたしね、本当は 22才
じゃなくて、32才なのよね。」
**※~Namo Ākāśagarbhāya~Oṃ
どーでもいい話に、
ヤオの目が大きくなった。
~*ali kalmali mauli svāhā~**゜
「32、、」
↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓

斬斬斬斬斬ゴゴゴゴゴゴゴ無無理
元の世界で25だった、実は32才!
ヤオと親子おかしくない年!!!
イイイイイイイイゴゴゴゴ炸炸炸飛穿何何
ーーーンガラーーーンガラーーー
**.***.カーンン
わたし馬鹿か?!こんな時する?
白い半円の空間に魔力という爆瀑布音が密度重力級でーーーンガラーーーンガラーーー
「でね、許嫁とかいたから、
恋愛とかも、してないくて。
まあ、そんなわたしが聞くのも
へんなんだけど、ってガガゴ」
↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
なんじゃこりゃ~~~~~~!!
↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
**.***.
サードの表示には
落ちてくる異世界も、状況ゲゲゲガ亜亜亜亜亜亜マジジジ奇跡おおいおお体感半端無いいっててて
救助の状況も何もない。
※~※゜※Oṃ vajraratna,~**゜”~

迷うが故に世界は閉じられた城
゛Oṃ trāḥ svāhā※*~”

只、魔力注入の段階に来た事は
外の救助は成功したのだろう。
グオオオオトトオオオオオオトト
全開魔力スキャャン 、変換投下。
あー、そのー、うんそう、
なんか我が子みたい思ってた
↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
ヤオが こんなに大きくなってさ
わたしの知らない恋愛まで
『して』いっている。
**※~Namo Ākāśagarbhāya~Oṃ ~*ali kalmali mauli svāhā~**゜
東も西もなく
どこに南北があるのか
ひとりは いやだよ
「ヤオ、ザード、好きなんだ。」
たすけて、
柱のような光線が、音貫いた。
ンガラーーーンガラーーーン ..
**.***.コーンーン
**.***. …

中央のワーフ・エリベス像の前に
巨大な魔法陣が

『ブーーーーーン』と

虚空に、思念身体同士の浮遊する
ヤオと双璧してマイケル達の
眼前に出現する。



「ローズウインドウ、薔薇窓だ」

それはまるで 奇しき薔薇花。

マイケルは思った。

ワーフ・エリベスを中心に
空中に浮かぶ巨大魔法陣は、
恐ろしく繊細な図形で、
英国の大聖堂でみたモノを
思わせ
それでいて、回る陣は

「あー、『roue』!運命の輪!」

それは、あまりにも神々しい
荘厳な図形で、
正面で魔力を満たし続ける
ヤオとワーフ・エリベス像が
後ろからみる
マイケルには
重なって見えて ヤオが神々しい。

「大師ー、憎いわー。いや、
これが世界の図形なのかも。」

マイケルが元の世界では、
華僑は占いの民だ。
占い1つで世界中何百万人もの
華僑の民が動くほどに。
占いの札でみた

運命の輪

ヤオは
どんどん魔力を
満たす。

薔薇窓の魔法陣から、
道が6方に延びてさらに魔法陣を
迸り滴らせて
実らせる。

「生命の樹における運命の輪は、
『カフ』。下げ渡し、ね。」

魔力が、なく、魔法と無縁の
マイケルにもいよいよ
藩島中の魔力をヤオが注入最大
すると
思った瞬間!

『ガタガタガタガタガタガタ
『バシャーーーー!!!!!
『バシャーーーーーーー
『バシャーーーーーーーン!!

半円中に響く音と振動に、
マイケルは立っていられず、
手にした金剛杖を大理石の床に
立てて踏ん張る。

「ヤオーーー!大丈夫?!!」

海底の結界が揺らぐ程の地震?!

「ヤオ!!」

マイケルの周りに魔力の膜が
玉子の殻の様に張られていた。

「これって!わたしを守ってる
んじゃないの!そんな余力な」

んて、やったらヤオ、、

「マイケルさまは、ちゃんと護り
ますっ。ヤオは、ずっと護るって
初めてから思ってましたから。」

注入は、どれだけ魔力を魔法陣に
必要かわからない故に

「わたしみたいな、魔力なしに
もったいないよ!!それにさ、
最初からって、ヤオは、こんなに
ちっさい子どもだったんだよ?」

マイケルは
よくわからず、
周りの魔力を手で払って
ヤオに返すしぐさを
懸命にする。

それでも、ヤオはマイケルに
背中を向け
両の手を掲げたポーズで

「大丈夫ですよ。みんなが、
ありったけ力を贈ってくれて
ます。マイケルさまは 魔力は
無いですけど、みんなは大丈夫
です。ちゃんと贈ってくれます」
最大に
魔力注入しながら
笑ったようにマイケルに告げる。

ヤオの魔法陣はもう巨大拡大の末
ヤオを覆い始めて織り込まれ
侵食していて、マイケルは
手を伸ばす

「子どものヤオを必死に守ろう
って思って。ウーリーは持って
ないし、住むとこもないし、
魔力もないから、魔法も使えない
自分の頭と体に覚えたモノだけ
しか無いのを、必死で使って、」
もう体さえない。
毛細管の魔力がヤオへの手を阻む

ヤオを守って、育てた。
そのヤオが、わたしを護るとか
思ってたの?
何この感情。

明るいはずの気持ちに
燻る暗い気持ち?

『巡礼しゃさんこわかった?』

初めての時ヤオがわたしに聞いて

『こわいけど、大丈夫になった』

って、わたしは ヤオに答えた。
可愛いい ちっさい、『ボロい』
ヤオを見て、
安心したんだ。
本当に?ああ、何この感情。

蔑むな

ヤオの回りに遥かに見える
巨大な毛細管魔法の花から、
有り余る魔力は枝に延び切って
もはや、
世界樹みたいなメガツリーに
陣は広がっている。

哀れむな

マイケルは、そんな力を背負う
ヤオの阻まれ見えない背中を
眩しそうに叫んだ!

「有り余る財力と人脈!
その一族に名を連ねる
自分を誇りに生きてきたのに!
それが
全く使えない調整世界なんて!
何も持たない上に、
最以下の魔力さえない!!」

どんなに最下層に居ても、
魔力を持つ世界の民。
きっと、わたしは
元の世界代表で羨ましかった。
だから、
持ち得る身体能で抗って

侮るな

自分の価値観で
この世界の皆を見ていた。

「最初っから!ヤオは
わたし以上にわたしを
知っていたの?笑ってたの?!」

ヤオを失うとわたしは
独りだって思ってた事。
ヤオ、
凄いね。ずっと
ちっさくて可愛くて、ボロいのに
魔力が無限の
ヤオ。
クソくらえな調整世界を
妬んでいた気持ち。
蓋してたわたしを
見てきた
ヤオ。

堪えて我慢して強がりする
こんなの元の世界で
感じた事ないんだよ!!

『ガタガタガタガタガタガタ』
再び大地が揺れる。

落ちてくるものなんて、
この半円ではないのに、
ヤオは わたしに護りの魔力を
更に強めた。

「だから!!もういい!!
わたしに使うな!
その大事な、有難い力を 、」

ヤオが沢山魔力を持っている
意味が わかった。

力の源。

「マイケルさま!!来る!何か
来ます!!後ろから!!」

マイケルの声が聞こえてない
ヤオが前で叫ぶ。

「あー、敵わないなぁ。」

そう次元が違う

でも、
本当はヤオの
この世界の力の源が
間違ってなければ
わたしも、持っていても
おかしくない。
呼応してる、ほら、大地が。
でも
恋愛経験ないからなあ。

「来るだって!?違うよ!!」

マイケルがヤオに叫んだ

「出るんだよ!!」


降参です!!

大師ー!!

わたしは、何もない。
0だ。

みんなの∞が0のわたしを

穿って

明暗2つに分けて門に

爆発させ、千切って

出て行くって

こと。

金剛杖が指標になった。