『もちろんです。絢斗さん、一花さん、これからも…夫婦共によろしくお願いします』


『よ、よろしくお願い致します』


慌てて頭を下げる桜桃羽。


こういうところも、すごく…


可愛いと思った。


何もかも…


全てが愛おしい。


絢斗さん達は部屋に戻った。


俺は…すぐに桜桃羽を抱いた。


桜桃羽も…


待っていてくれたようだった。


何度体を重ねても、新しい桜桃羽に気付く。


俺は、桜桃羽の心も体も自分一色で満たしたかった。


誰にも…


そこには割り込ませない。


わがままで強引で独占欲が強すぎると思われようが…


そんなのは構わない。


とにかく絶対に、桜桃羽は…俺1人のものだから。


一生愛し続けると決めた大切な人…


この人に、俺の全ての愛を惜しみなく注ぎたいと、そう思っている。