好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

先に口を開いたのは雪ちゃんだった。

「今日は聞いてもらいたいことがあってきたの......」

なんだろう......。

私が黙っているの彼女は話し続けた。

「......菜乃花よく聞いて、一条くん彼女──「やめてー!」

私は聞き終わるよりも先に、声を上げた。

「......菜乃花、」

「聞きたくないよ......」

弱々しくそう言った。

「でも......」

「......知ってるよ、」

「え......っ」

雪ちゃんの口からまで聞きたくない。