好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

言葉が出なかった。

なんて返したらいいのかもう分からない。
私の頭の中はこの子とそーちゃんが付き合っていることそればかりが、頭の中でぐるぐると回っていた。

「もう、私が彼女なんでただの幼なじみのあなたは輝空先輩にかかわらないでください。」

顔は笑っているのに目は笑っていなかった。

''ただの幼なじみ’’......私はそーちゃんの幼なじみであの子は彼女なんだ、敵わないんだ......あの子に、

「あっ！でも〜昨日輝空先輩に関わらないで〜みたいなこと言ってましたよね〜ごめんなさい。いらぬ心配でした〜。」

もう幼なじみでもないのか......自分で言ったことを今更後悔した。