「ここじゃちょっとあれなんで〜他のところ移りません?」

彼女はニコッとしたまま、強引に話を進めた。

怪しいと思いつつもそーちゃんの話しなので聞かないわけにもいかず、彼女の後を着いて行った。


着いた場所は校舎裏の花壇だった。
ここなら人は滅多に来ないし話すには打って付けの場所だ......。

「あの、話って......。」

私はこの子が言っているそーちゃんの話が気になって先に口を開いた。

「まぁまぁそう、焦らないでくださいよ〜」

焦らずにいられるはずがない、この子とそーちゃんの関係がなんなのか気になる.....。