好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

「うん、ありがとう。そうしてみる」

''後悔’’しない選択を私なりにだそうと思う。

「うん。そうしな」

雪ちゃんは優しく微笑んで私の頭をポンポンと、
そっと撫でてくれた。

さっき言われた言葉がやけに胸に刺さるのは
きっと私がまだ悩んでいるからだ............。

でも、もうほとんど答えは出ている............
──好きだから伝えたい──
そう想う気持ちはさっきよりも何倍も強くなっている。
芽生えた想いを何年も何年も押えてきた。
淡い恋心は彼を見る度、話す度確実に大きくなっている。