好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜


「...おばさん」

「輝空...くん?」


墓の前にいたのは菜乃花のお母さんだった。


おばさんがここにいるってことはここは....菜乃花の墓。


【白沢家】確かにそう刻まれている。

あぁやっぱり菜乃花はもうこの世に居ないのか。


「....菜乃花に、会いに来てくれたの?」

無言になった俺にそう問いかける。

「....はい。」

つい勢いでここまで来たけど


俺に会いに来る資格はあるのだろうか。


菜乃花の死は半分は俺のせいでもあるのに。


「そう...ありがとね、あの子も喜ぶは」

墓石を見ながら微笑む。