もう少し違うところを探そうと背を向けた瞬間だった。 サァーーッっと暖かく春の風が吹いた時それは俺の目に飛び込んできた。 「...な、菜の花....?」 ここは花が多く咲いていて菜の花があってもおかしくはない。 ....何故だろうか、菜の花が咲いている方に彼女がいる気がする。 そう思ったらいてもたってもいられなくなって足を運んだ。 ......っ? あそこの墓の前、誰かいる.... 一歩二歩と進んでいくと、ぼやけて見えていた姿が段々と鮮明に見えていく。