俺は覚悟を決めて、墓までの場所が描かれた紙を受け取って家を出た。 ──バスに揺られて30分。 少し外れのほうにあるその場所は。 自然がとても多くて菜乃花にピッタリの場所だと思った。 この間まで枯れていた木々たちはいつの間にか蕾が出来ている。 ....ここに、菜乃花がいるのか。 スーッと深呼吸をして、菜乃花がいるその場所を探した。 探すこと数分。 なかなか見つからない。 ここの墓地は広くてそう簡単には見つからなかった。