好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

気にしていない素振りを見せた。


「そうですよねっ!早く妹さんの所へ行ってあげてください!!病室は302号室になりますから...っ」


急にに慌てだした看護師に、嫌な予感が募る。


慌ててその場を離れ、菜乃花のいる病室まで向かった。


....頼む.....頼む菜乃花、無事でいてくれ...!!


病室が多すぎて、どこにあるのかがわからなかった。


クソっ....どこだよ...っ!

こんなことしている時間ないのにっ!

あの時看護師に聞いとくんだった。



...302...302...ッあ、あった!


見つけたと同時にすぐさまドアを開けた。


「菜乃花...っ!」