「菜乃花!菜乃花!、大丈夫!!」
慌ててナースコールを押す。
すぐに担当医が来てくれた。
──けど、
「もって、24時間でしょう...」
深刻な顔。
「そ...んな...」
お母さんはその場に崩れ落ちやっと止まった涙も再び溢れ出した。
私の前で泣かないようにしてくれていたのに事実を聞いて耐えきれなかったのか尋常じゃないくらい泣いている。
こんな時お父さんがいてくれたら良かったのに。
タイミングが悪く、まだ来ていない。
「お..かあ、さん...私なら..っだいじょぶっ...だから」
そんなに泣かないで。
......ごめんねお母さん。
今できる精一杯の笑顔で笑って見せた。



