好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

私はと言うと、雪ちゃんの服にしがみついたままずっと下を見て顔をあげられないままでいる。

「ほら、菜乃花!順位載ってるよ、ここまで来た
なら覚悟してみなさいよ?」

うぅ〜確かにここまで来たなら順位見ないと〜
でも〜もし悪かったら、夏休みがなくなる。

えーい。いざ、バッっと顔を上げて自分の名前を探すと。

「ゆ......雪ちゃん私ここの学校の生徒じゃないのか
も、名前載ってない......。」

「載ってるわよ全くどこ見てんのよ〜上よ上!」

えっ
ゆきちゃんに言われて上の方を見てみると。

「............」

「?何固まってるの?」

「ゆ......ゆ......雪ちゃん、嘘......2位だよ?
錯覚かな?それとも夢?」

「全く錯覚でも夢でもないから?
良かったじゃんおめでとう!」

錯覚でも、夢でもないんだ、どうしよう......すっごく嬉しい