いやダメだろ.....寝込み襲うとか!


はぁーでもこの可愛さは反則だろ。


この間からなんか少し元気がなかったように見えたけど気のせいか....。


昨日はやけに積極的だった。

いつもの菜乃花なら言わないような恥ずかしいことをたくさん口にしてたし。


なぁ菜乃花、お前は一体何に悩んでるんだよ。


俺には言えないことか....。

頬をツンツンしながら心の中で問いかけた。



「......ん〜」


ツンツンしすぎたのかゆっくり菜乃花の目が開いた。



「おはよう」


「おはようそーちゃん」


起きたばっかりの無防備な笑顔。


そのふにゃっとした笑顔に心が撃たれる。