好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜


帯を全て外され、着ていた着物をスルッと脱がされる。


ジーッと見るそーちゃんに他いられなくなって手で隠した。


「やっぱりダメ、は、恥ずかしぃ....っ」


なんでなんにも言わないのやっぱり私って魅力ない......そう思った次の瞬間。


──ドサッ、


......えっ


気づけば視界はそーちゃんでいっぱいになって口を塞がれていた。


「んんッ.....そーちゃ、はぁっ」


なんでまた、押し倒して.....


「はぁごめん、あんまりにも綺麗だったから見惚れてた」


綺、麗......私、が......?


そーちゃんの瞳に映る私は、綺麗なんだ。


「菜乃花、これ以上菜乃花に触れたら俺、ほんとに止まれないかもしれない....止めるなら今だよ」