好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

覚悟は出来てる.....。





階段を上がり部屋の一室、そーちゃんの部屋におじゃました。



「......」

「......」


ここでも無言....お互いが緊張しているため、そうなるのが仕方ない。


私がそうゆう雰囲気にさせたんだ。


「あ、──「そうだ、菜乃花ドラマでも見る?」


少し大きめの声でソワソワしながらドラマを勧めるそーちゃん。


私は黙ったまま服の裾をちょっとだけ掴んでそーちゃんを見つめた。


「......っ」


苦しそうに顔をしかめる。



そーちゃんの右手が私の右頬を包むように触れてくる。


「菜乃花....わかってんの?二人きりのこの部屋でそんな煽るようなことされたら......襲われても文句ないよ?」