好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

「ふふっありがとう」

笑顔でお礼を言って手を握り返した。



あぁ...やっぱり好きだなそーちゃんの手....。








少しして近所にある神社に着いた。



「やっぱり混んでるな」


「そうだね」

元旦ってこともあってかなりの人。


「菜乃花、離れないようにしっかり手、握って」


「うん、」


そう言われて握る力を少しだけ強めた。




参拝するために、どこまでも続いてそうな行列に並んだ。



まぁ、覚悟はしてたけどここまでとは....。