好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜



「しばらくティッシュで鼻抑えときなさい」

「うん.....」

......あっ!まだ言ってなかった。



お母さんが部屋から出ていこうとドアノブに手をかけた。



「お母さん!」

部屋から出ていこうとするところを呼び止めた。


「?どうしたの」



「あ、あのね、次の....検診、なるべく早く行きたいの......出来ればお正月開けてすぐ......」


「......わかったわ予約しておくわね」


そう一言言うと部屋から出ていってしまった。


はぁーちょっと緊張した。


......理由......聞かれると思ったんだけどな....。