好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

しばらくそーちゃんが出ていったドアを見つめていた。

............これでいつも通りだよね。

ベッドにバフっと倒れ込んだ。

勉強、勉強で意識する暇なくていつも通りだったけど、だけど今のはちょっと前の私たちみたいな会話だった。

............戻れたんだよね。

元々私が気にしていただけでそーちゃんは告白されたと気づいてないから、普通だった。
私さえ動揺しなければ、ちゃんと''幼なじみ’’できるんだ。

とりあえず明日は.........テスト頑張ろう........ガッカリされたくないもん。

そしてそのまま目を閉じた──。