好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

今一緒にいたら調子が悪いのがバレちゃう。


それだけはしたくない。


せっかく楽しいのに。


私は急いで近くのお手洗いまで駆け込んだ。



──うっ。

イタッ、


ズキズキズキズキッ

痛みが増していく。


何故か動悸までしてきた。



あっ......これダメなやつだ。


咄嗟に悟ってしまった。


もう、立っていられなくてその場に崩れるようにしゃがみこんだ。


く、苦しい.....

はぁはぁ、呼吸が荒くはげしいし頭の痛みも
今までと比べ物にならないほどだった。