好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜


......え?


あれ......?


「そーちゃん、いつから前に」

......いたの?


「?菜乃花が急いでいこうとするから追い抜かして少し前歩いてたんだよ、気づかなかった?」



うん


全く気づかなかった。



......待ってそれじゃあ私の方を叩いてたのって......。




そーっと振り返った。



き、

きゃぁぁーー


方肩を叩いたのは血まみれの女の人だった。



もう、怖すぎて訳が分からなかった。


そーちゃんの腕にしがみついたものの腰を抜かしちゃって、動けなかった。